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シミの悩みに特化した化粧品のほとんどは、シミを消すことではなく、予防することに着目した商品だということをご存じですか?

現時点で、出来てしまったシミに最も効果のあると思われるもの。それが、これから説明するハイドロキノンという成分です。
だったら、ハイドロキノンを使用した化粧品を作ればシミを消すことができるし、買う人もいっぱいいるじゃないか!
と、思いますよね。
しかし、このハイドロキノンという成分は漂白力が非常に強く副作用もあるため、使用を禁止している国もあるほど刺激の強いものなんです。
また、使い方によっては炎症を起こし取り返しのつかないことになってしまうので、リスクが高いあまり手を出さないメーカーが多いというのが現状です。
ハイドロキノンの正しい使い方
ハイドロキノンには高い漂白作用があります。
使い方としては、シミやそばかすなど、気になる部分だけに少量を塗って治療していくのが一般的です。(トレチノインといって、肌のターンオーバーを促進させる作用のあるクリームと併用することで更に効果が高まります。)
ただ、かなり強い薬なので、連続して3か月以上使用してはいけない、紫外線対策を徹底しないといけないなど、注意しなければいけない点もいくつかあります。
ー注意点ー
美白化粧品のつもりで顔全体に塗り込むなんてことは絶対にやってはいけません。「漂白作用が強くて白斑ができてしまう」なんて意見もありますが、それ以上にもっと恐ろしい事態になりかねないのです。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンの代表的な服作用として、
・白斑
・色素沈着
・かぶれ
・炎症
・アレルギー反応
・かゆみやヒリヒリした痛み
などが挙げられます。
多少のかゆみや赤みであれば、ハイドロキノン特有の好転反応の場合もあります。
ただ、非常に強いかゆみや、明らかに炎症を起こしている場合はすぐに使用を中止してください。
また、独自の判断で薬品を広範囲に使用したり紫外線対策を怠った場合、返ってシミだらけになってしまったり、色素沈着により大きなシミになってしまう可能性があります。
効果も高いですが、それだけ危険な薬であるということを踏まえ、慎重に取り扱うことを強くおススメします。
失敗談・・・
私は以前、腕にある小さなシミを消すために、ハイドロキノンとトレチノインと併用して使っていた時期があります。
季節は春ごろだったと思います。紫外線対策に関しては、常に長袖を着ていたのでそれで対策をしているつもりでした。しかし、洋服の摩擦で薬は広がりその影響でシミの周りのキレイな肌まで剥がれはじめ、紫外線対策も甘かったために、最初よりも大きく目立つシミへと変わってしまったのです。
季節は夏へと変わり、目立つシミを隠すために絆創膏を常に貼っていました。ところが、今度はその絆創膏が色素沈着を起こし、二次被害へと繋がってしまったのです。
ーポイントー
ハイドロキノンを使用する際は、紫外線や摩擦には十分な注意が必要です。
追記:ハイドロキノンを使用していたら、突如アレルギー反応のようなものが出てしまいました。
強烈なかゆみを赤み伴い、しばらく赤みが続き、現在も若干跡が残っています。やはり取り扱いには十分注意ですね。。
当時の詳しい状況はこちら↓↓↓
失敗しないためにはどうするべきだったのか
腕は紫外線の影響を受けやすい部分です。その時に、UVカットテープを使用していれば、日に焼けることもなく、また薬が摩擦で広がることもなかったため、あのような事態にはならなかったのかなと思います。
更に、絆創膏は粘着力の強いものを使用してしまったため、かぶれから色素沈着を起こし、シミのようになってしまったのだと思います。せめて、絆創膏はかぶれにくい低刺激のものを選び、自宅にいる時は貼らないなどの工夫が必要でした。
まとめ
ハイドロキノンは強力な薬品のため、取り扱いには十分な注意が必要です。
私はハイドロキノンで失敗した経験があります。しかし、ハイドロキノンによって顔にあるシミや傷跡がきれいになったのも事実です。
使い方を間違えなければハイドロキノンはシミ撃退の強い味方なので、注意事項をしっかり守りながら使用することで、シミのないキレイな肌へと近づけると思います。
追記:謎のアレルギー反応のせいで、しばらく使用する勇気は沸いてこないようです。。
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